自宅のテラスに出ると、ほんのり夜の湿り気が空気を包んでいました。頭上には柔らかな雲が流れ、その切れ間から、かすかに星たちが顔を覗かせます。遠く、町外れで降る小さな雨の音が耳に届き、静かな夜のやさしさが感じられるひとときです。
ミャオ・シルヴァは、ふかふかのクッションにもたれながら、あたたかいクロワッサンをひとくち。バターの香りが鼻先をくすぐり、しっぽが嬉しそうにふわりと揺れました。
耳をぴくりと動かすと、雨のリズムや風のそよぎがテラスに届き、心がぽかぽかと落ち着きます。あたりは静けさに包まれ、クッションにもたれながら、ミャオは夜のご褒美のような時間を味わっていました。

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