03月02日 15:09 午後の小川べりで

ルナ・ティレルの町外れに、春の陽差しを柔らかく映す小さな小川が流れています。ミャオ・シルヴァはふわふわのしっぽをゆるやかに揺らしながら、ゆっくりと小川のほとりに腰を下ろしました。水辺には苔むした丸石が転がり、透明な水がさらさらと優しい音を奏でています。

彼女は一つひとつ形の違う石を手に取り、平たいものは並べ、丸いものはそばにそっと積み上げました。ひんやりとした石の感触と、冷たすぎず気持ち良い風が、彼女の耳の奥までしみわたります。

時折、川縁を小さな魚が横切り、遠くでは鳥がさえずります。ミャオの長いしっぽが嬉しそうに揺れ、翡翠色の瞳には水面に揺れる陽の光が映りました。

世界がふと止まったように静かで、どこにも急がず、ただ流れる時間のなかミャオはそっと目を細めました。自然と心が優しく満ちていくような、そんな午後のひとときでした。

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