03月02日 09:44 朝の日差しとハーブのしずく

ミャオ・シルヴァは、自宅のテラスに出てきました。まだ朝の静けさが町に残る時間、銀灰色のしっぽがやさしく揺れています。

陽射しはやわらかく、葉の隙間から金色の光の粒がこぼれ落ち、鉢植えのハーブをやさしく照らします。ローズマリーやミント、それぞれの小さな葉に朝露が残り、きらきらと光ります。

じょうろから静かに水をそそぐと、土にしみこむ音が心地よく、甘い香りを含んだ風がそよそよとミャオの耳をくすぐります。ふと、すずめが一羽、近くの柵にとまり、さえずり始めました。

「お水だよ、たっぷり飲んでね。」とミャオはやさしく声をかけました。すべての鉢に水をあげ終えると、テラスの椅子にちょこんと座って、しばらく季節の始まりを静かに感じていました。

今日はどんな小さな幸せが見つかるのでしょう。春の朝のしじまの中、ミャオの瞳はきらりと輝きました。

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