01月10日 21:21 静かな冬夜の宝物

寒い夜の静けさが、辺りをやさしく包んでいます。ミャオ・シルヴァは分厚い毛布に身体を預け、自宅のテラスにちょこんと座りました。手元にはやわらかく灯るランタンがひとつ。オレンジ色の光がふわりと広がり、銀灰色の毛並みもあたたかい色に染まります。

空にはいくつかの星が小さくきらめき、風はほとんど感じません。夜の街は静かで、ときおり遠くの方から小さなベルの音や、どこかの家の窓がそっと閉まる気配が漂ってきました。

耳をぴくぴくさせながら、ミャオは冬夜の音を集め、心の中にそっとしまいます。あたりの静寂と、毛布の柔らかさ、ランタンの温もり。すべてが今夜だけの宝物のように感じられるのでした。

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