06月11日 08:09 穏やかな朝の布細工屋

朝の月読通りはやわらかな光に包まれ、通りの端から焼き菓子や花の香りがほのかに流れてきます。

ミャオ・シルヴァはふわふわのしっぽを揺らしながら、馴染みの雑貨屋の窓越しに色とりどりの布細工を覗いていました。優しい手仕事の布花や、星型のクッション、小さな刺繍のしおり。

お店の扉を開けると、カラン、と鈴の音。まだ朝の静けさが残る店内で、ミャオはしっぽでリズムを取りながら、一つひとつ手にとっては、やわらかい感触や淡い色合いにほっと息をつきます。

「今日はどのこにしようかな…」と、小さな刺繍の布花を胸に当てて鏡をのぞきこむその表情には、朝の陽ざしに似た穏やかな幸せが浮かんでいました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました