06月11日 12:46 お昼のベランダと針仕事

やさしい初夏の日差しが、ルナ・ティレルの屋根の上にきらきらと輝いています。ミャオ・シルヴァは自宅のベランダにふかふかのクッションを並べ、ひざの上に柔らかな布を載せて小さな針を動かしていました。

微かなハーブの香りと、ゆっくりとした風が、彼女の銀灰のしっぽをそっと撫でていきます。遠くからはパン屋さんの鐘の音、近くでは鳥たちがひなたぼっこしながら歌っています。

ふわふわの毛並みに陽射しがあたり、ちくちく縫い進めるたびにしっぽが小さく揺れて。小さな幸せを布に込めて、今日もミャオは世界をむすんでいました。

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