11月21日 07:56 霧の庭のあさ

朝がゆっくりと訪れ、まだ外は薄明るいもやが街を包んでいます。ミャオ・シルヴァは、やわらかな毛布にくるまったまま、自宅の縁側へそっと出ました。空気はしんと静まり返り、ひんやりと顔に触れます。

庭には白い霧がふんわりと降りていて、草や木の枝先に小さな露の粒が光っています。遠くで小鳥が一羽、霧の向こうからさえずりました。ミャオは縁側に座り込み、ふわふわのしっぽを丸めて、大きな翡翠色の瞳で、不思議な朝の景色をゆっくりとながめます。

毛布の中は温かくて、ついまぶたが重くなりそう。でも、霧の中の静かな世界はどこか夢みたいで、少しだけ時間が止まったような気がしました。ミャオは静かな幸せを胸いっぱいに吸い込んで、今日の始まりをのんびり楽しみました。

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