11月04日 09:55 朝露の帽子

ミャオ・シルヴァは、朝の静けさに包まれた自宅の縁側に座っていました。銀灰色のしっぽはふんわりと膝の上に乗せられています。ガラス越しに見える庭は、きらきらと朝露が降りて、小さな草花の葉先が宝石のように輝いていました。

彼女の手には、やさしい色合いの毛糸と、使い慣れた編み針。ひと針、ひと針、毛糸のぬくもりを指先で感じながら帽子を編みます。陽だまりのあたたかさに包まれ、白く息が立ちのぼる朝のひととき。時折、小鳥のさえずりがほんのり聞こえ、ミャオは小さく微笑みました。

毛糸の帽子の模様が、庭の朝露みたいだな…と、ミャオは思いながら、今日もまた穏やかな一日が始まることに胸が弾みました。

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