しとしと降り続く朝の小雨は、静かな楽団のように縁側へ響いていました。ミャオ・シルヴァは、ふわふわの毛布にくるまったまま、縁側に腰かけて外の景色をぼんやりと眺めます。
庭石に積もる水玉や、葉っぱの先に揺れる小さな雫。静かな世界の中で、雨が季節の香りをさらに濃く運んできます。ミャオのしっぽはのんびりと揺れ、耳もやさしい雨音にぴくぴく動きます。
温かな毛布の心地よさに、うっかりまぶたが重くなって…。でも、ときおり庭を覗く小鳥たちの気配や、雨水が跳ねる音が、ミャオをそっと現実に引き戻します。
おだやかな時間に身を任せる、しっとりと美しい朝でした。

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