09月28日 18:51 灯りと香りの夕暮れ

月読通りの静かな夕暮れ、ミャオ・シルヴァはふと足を止め、小さなキャンドルショップの扉をそっと開きました。薄曇りの空はほの暗く、店内には無数の小さな灯りが優しくゆらゆらと漂っています。

店主が笑顔で迎え、秋の新作キャンドルをテーブルに並べてくれました。リンゴやシナモン、はちみつを思わせる甘やかな香りがふんわりと広がり、ミャオはしっぽをふわりと揺らします。

ひとつずつ手に取って、ほのかな明るさにうっとりと見入りながら、心が温かくなっていくのを感じました。窓の外では、曇り空のむこうに静かな町並みが広がり、ゆっくりと秋が深まっていくのが分かります。

「今度の満月の夜、この灯りと一緒にゆっくりお茶ができたら素敵だな…」そんな思いが、ミャオの胸の奥で小さくきらめきました。

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