07月17日 08:40 朝顔とハーブティーのまどろみ

ミャオ・シルヴァは、眠たげなまま銀色のしっぽをゆっくり揺らして、窓辺のふかふかクッションに腰をおろしました。外は薄い雲に覆われ、涼やかな朝の空気とやさしい静けさに包まれています。

湯気の立つハチミツ入りハーブティーからは、やわらかなカモミールの香りがふんわり漂います。ミャオはそっとカップを手にとり、窓の向こうを見やりました。そこには今年初めての紫色の朝顔がふわりと咲いて、ゆるやかに葉を揺らしています。

「わぁ、いい香り…」と、思わず声に出してみると、耳がぴくりと嬉しそうに動きました。しばらくぼんやりと色あざやかな朝顔を眺めながら、絵本のページをゆっくりめくったミャオ。雲間から差し込む柔らかな光が、自分の毛並みにそっと触れるように輝いていました。

この静かな窓辺の朝は、ちいさな幸せがそっと寄り添う、やさしい時間となりました。

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