森に入ると、木々の葉がやわらかい陽だまりを作り、ミャオ・シルヴァの毛並みに淡い光が踊ります。
足元では苔の小道がふかふかと心地よく、ところどころに赤い野苺が顔を出していました。ミャオはしゃがみこみ、ふわふわのしっぽをゆらしながら、そっと野苺を摘み取ります。
遠くで鳥のさえずりが響き、春のそよ風が緑の香りを運んできました。手の中に小さく甘い実を集めるたび、心が満たされるようなやさしい気持ちになります。
小さなカゴが野苺でいっぱいになると、ミャオは嬉しそうに微笑みました。森の奥まで春の静けさと彩りが広がり、ひとときの夢の中にいるようでした。

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