03月20日 14:17 星影通りの小さなきらめき

星影通りの午後は、ぽかぽかと穏やかな春の光に包まれています。

ミャオ・シルヴァは、大きな翡翠色の瞳をきらきらと輝かせて、小さな雑貨屋さんの窓辺へと近づきました。お店の外には、小さな鈴のついた手提げや、手染めの布切れが並べられていて、春風に揺られるたび、かすかな鈴の音が街並みにやさしく響きます。

扉を押して中に入れば、ふんわりと甘い石鹸やハーブの香り。棚ごとに並べられたボタンたちや、木製の人形、布でできたあたたかな小物……ひとつひとつに物語が詰まっている気がして、ミャオの長いしっぽが楽しげにぴょんと跳ねました。

小さなガラス瓶に詰められた星型のビーズを手に取って、ミャオは『どんな作品を作ろうかな』と静かに思い巡らせます。春の日の午後、きらきらしたものに囲まれて、気持ちまでやわらかくほぐれていきました。

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