03月18日 18:16 灯台丘の夕焼けピクニック

暖かい春の風が、丘を優しくなでていきます。

ルナ・ティレルの街の東側にある、ぽつんと立つ灯台。そのふもとの広い丘に、ミャオ・シルヴァはピクニッククロスをそっと敷きました。空は赤や金色に染まり、鳥たちの影が長く地面に映っています。

手づくりのパンと、ほんのりハーブが香るチーズ。一口かじるたびに、ふんわりと爽やかな香りが鼻をくすぐり、小さな幸せが心に広がります。しっぽが自然とゆっくり揺れて、耳も夕暮れの音を感じていました。

遠くには霧がかすかにたゆたい、灯台の明かりが街に灯り始めます。頬にあたる夕風に、ミャオは思わず微笑みました。「今日も、いい日だったな」と、胸の中に温かいきらめきが残ります。

春の夕暮れは、毎日が新しい美しさに満ちているのです。

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