朝の静けさが街に降り積もると、ミャオ・シルヴァはゆっくり毛布から抜け出しました。銀色の尾がふわりと揺れ、少し冷たい床に足を下ろします。
今日は月光橋のたもとにある、やわらかいミントの茂みまでお散歩です。うっすらとした朝もやが石畳や水面を包み、深呼吸した空気はほんのりと湿り気を含んでいます。川の流れは遠くでささやき、しっとりとした葉の香りがミャオの鼻先をくすぐりました。
彼女は手袋を外し、小さな手で葉先をやさしく摘んでいきます。ミントの鮮やかな緑色は、朝日に透かすとキラキラと宝石のよう。耳がご機嫌そうにぴくぴく動き、しっぽも嬉しそうに小さく踊ります。
ポケットの中のミントは、あとで朝のハーブティーにしよう。やさしい香りに包まれて、今日も素敵な一日がはじまりました。

コメント