02月28日 14:14 春霞の湖畔で

ティレル湖のほとりには、早春の淡い霞がそっと広がっています。

ミャオ・シルヴァはふかふかのしっぽを小さく丸め、湖岸の緑の上にそっと腰を下ろしました。いつもよりおっとりした空気がまわりを包んでいて、水面にはふわりと流れる雲と、湖を渡る鳥たちの影が揺れています。

耳を澄ませば、風の音と、湖のきらめきが穏やかなリズムで響いてきました。たまにしっぽが春の気配にぴょんとはねて、ミャオはにっこり微笑みます。

「ああ、春はどこからやってくるのかな」と、心の中でつぶやきながら、ほんのり暖かい風のにおいを胸いっぱいに吸い込むのでした。自然の美しさは、いつも静かな時間とともに訪れてくれるのですね。

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