ミャオ・シルヴァはふんわり柔らかなクッションに身体を預けて、指先で毛糸をくるくると編み込んでいました。窓の外には淡い灰色の雲がゆっくりと流れ、時折陽射しが窓辺を撫でていきます。
ほのかに甘いハーブティーの香りが部屋を漂い、毛糸玉の間をしっぽがゆらゆら。心地よい沈黙の中、ミャオは静かに編み針の音に耳を澄ませます。ふと顔を上げると、曇った空に光がちらりと差して、窓ガラスの粒がきらりと光りました。
完成した小さなポーチは温かな色合いで、手に取ると冬の午後のぬくもりがぎゅっと詰まったようです。小さな出来上がりに、耳がふわんとぴくぴく。思わず「うん、いい感じ」とひとりごとをこぼし、しっぽも満足そうに弾んでいました。

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