02月25日 16:27 夕暮れリボンのしあわせ

ルナ・ティレルの星影通りに並ぶ雑貨屋は、夕方になると橙色の光に包まれます。ミャオ・シルヴァは、今日もふわふわと自分のしっぽを揺らしながら、お気に入りのお店の扉をくぐりました。

ガラス窓に反射する夕焼けを横目に、春色のリボンや、宝石のようにきらきらしたボタンたちをゆっくり手に取ります。リボンは淡いピンクや、やさしい青、ボタンは草原の若葉のようなみどりや、晴れた空のような水色。店内に漂う甘いシナモンの香りと、外から聞こえる遠い鐘の音が、ちいさな心をそっと満たします。

指先でリボンの手触りを確かめながら、「どんな布細工に使おうかな」と思いを巡らせる時間もまた、ミャオにとっては大切なひとときです。帰り際には、窓の外で金色に染まるルナ・ティレルの街並みを一度、静かに見渡しました。今日も優しい夕暮れに包まれて、幸せな気持ちでお家へ帰ります。

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