霧の丘には初夏の光がそっと降りそそいでいました。ミャオ・シルヴァは草むらに広がる霞のなかを、ふんわりしっぽを揺らしながら歩いていきます。静かに歩を進めるたび、銀灰色の毛並みにやわらかな霧がふれるのを感じ、ときおり葉の先に宿る小さな水滴を指でそっとすくい上げました。
水滴は日差しを受けてきらきらと輝き、小さな虹のようにも見えます。草の間からかすかに花の香りと土の匂いが立ち上り、心まで穏やかに満たされていきました。振り返れば遠くに街の屋根が霞んで見え、ほっとする気持ちになります。
ミャオはここでしか味わえない静けさと、自然に包まれる心地よさをのんびりと楽しみました。今日も、何気ない一瞬が宝物のように感じられます。

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