06月15日 08:14 風鈴庭園の朝

朝の淡い光が差し込む風鈴庭園の小道には、まだひんやりとした空気が残っています。葉の先には小さな朝露がきらりと輝き、それを受けた風鈴が、冷たい優しい音を奏でていました。

ミャオ・シルヴァは、柔らかな銀のしっぽをゆらしながら、そっと小道を歩きます。一歩ごとに、耳元でささやくような風鈴の響きや、時折舞い降りる朝の風の匂い。どれもが、静かな朝に混じり合い、心をそっと包んでくれるようでした。

ミャオは立ち止まり、ひとつの古いガラスの風鈴に手を添えてみました。冷たい感触が指先から伝わります。その音は、どこか懐かしくて静かな、自然の子守唄のようでした。「今日もいい日になりそうだな」と、ミャオはふと思います。

そして、また一歩。朝の風鈴庭園は、今日もやさしい魔法で満たされているようでした。

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