02月13日 18:24 ほのかな雪の夕散歩

石畳の細道を、ミャオ・シルヴァは静かに歩きます。金色の夕暮れが、家々の窓をやわらかく照らしていました。

まだ冬の名残りの雪が、空からふわりふわりと落ちてきて、暖かな街灯の光に浮かび上がります。そのひとつが、ミャオの頭の上やしっぽの先にちょこんと乗りました。ふと立ち止まって息を吸い込むと、ひんやりとした空気と、どこかでパンを焼く香りが混ざって胸に広がります。

道端の小さな木の枝にも雪がかすかに積もり、ガラス細工のようにきらきら光っています。ミャオはしっぽをぴょこんと立てて、その小さな景色に心が温かくなりました。

「今日もきっと、いい一日だった」そう思いながら、ゆっくりと自宅の明かりへと歩みを進めるのでした。

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