02月01日 14:37 陽だまりの郵便屋さん

午後の陽ざしがやわらかく街に降り注ぐと、ミャオ・シルヴァはしっぽをふわりと揺らしながら、石畳の郵便屋さんへ向かいました。ガラス窓には小さな風車がくるくる回り、ほんのり甘い紙の香りが室内に漂っています。

カウンターの上には、色とりどりの封筒や包みが並んでいました。優しい郵便屋さんが、「今日は絵葉書も届いてるよ」と銀色のリボンの包みと一緒に手渡してくれます。

ミャオは受け取ったばかりの絵葉書の裏面を、そっと読んでみました。見慣れた友の名前、遠い丘の春を待つ言葉、そして愛らしい猫のイラスト。小さな幸せに胸があたたかくなり、耳がひときわぴくりと跳ねました。

帰り道、陽だまりの中、ミャオ・シルヴァはしばらく立ち止まり、青空の下で絵葉書の景色を夢見るのでした。

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