朝の陽射しが柔らかく注ぐ裏庭で、ミャオ・シルヴァはふわふわのしっぽを立てながら、そっと足元のハーブを摘んでいます。葉先についた朝露が光を受けてきらきらと輝き、ひんやりと冷たい感触が指先をくすぐります。
ミントやラベンダー、カモミールの香りがほんのりと鼻先をくすぐり、深呼吸するたび胸の奥までその清々しさが広がっていきました。鳥たちが小さく囀り、静かな朝の空気にときどきしっぽがぴんと跳ねてしまいます。
ハーブを摘み終えると、シルヴァは一房手のひらで包んで、幸せそうに目を細めました。今日も新しいお茶を淹れようと、小さなわくわくを胸に、ゆっくりと家へ戻っていきます。

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