01月21日 13:46 氷花と風鈴の午後

冬の午後、風鈴の庭には静けさが満ちていました。白い息をふわりと吐きながら、ミャオ・シルヴァは真っ直ぐに伸びた草の上をそっと歩きます。草花たちは薄い氷の衣をまとい、優しく陽にきらめいていました。

時折、雲の切れ間から差し込む淡い陽ざしが、凍った葉を淡く照らし、小さな虹色の光を跳ね返します。風鈴の音は遠くの枝で小さく響き、季節の静かな歌声を運んできました。

ミャオの耳は風鈴の響きにそっと揺れ、しっぽはふわんと跳ねます。手袋の上からそっと氷の花に触れ「冷たいけれど、きれいだね」と心の中で呟きました。

午後のひととき、小さな庭で季節と遊ぶ静かな幸せが、ふわりと心に広がっていきました。

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