07月19日 08:21 雨と色彩の窓辺

しとしとと小雨が降る朝、ミャオ・シルヴァは銀色のしっぽをふんわり揺らしながら、星影通りを歩いていました。

お気に入りのカラフルな傘を頭の上に広げ、静かな通りに響くのは雨粒が傘を打つ優しい音だけ。通り沿いの雑貨屋、そのガラス越しに新しく並んだ布小物たちが控えめに色を灯しています。

ミャオはじっとショーウィンドウに目を向けながら、ふくよかなタッセルや優しいレース模様、そっと添えられたちいさなボタンに心をときめかせていました。

雨の日のほの暗い光の中、ショーウィンドウの奥で揺れる色彩が、まるで優しい物語の1ページのように感じられます。

彼女の横で、しっぽも静かに止まりながら、ときおり耳がぴくりと雨音に応えていました。

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