01月13日 10:03 灯台と潮風の朝

ミャオ・シルヴァは、銀灰色のしっぽをふわりと揺らしながら、町外れの古い灯台へ足を運びました。冬の朝の空は少し薄曇りで、澄んだ空気の中にかすかな潮の香りが混じっています。

灯台の白い壁には、朝のやわらかな光がうっすら差し込み、遠くの海が灰色に揺れて見えました。階段を一歩ずつのぼるたび、小さな足音だけが静かに響きます。その音に、ミャオの敏感な耳がぴくりと反応しました。

階段を登り切って、灯台の窓から外を眺めると、町と海とが静かに調和しているのが感じられます。潮風がそっと髪としっぽを撫でて、ミャオは思わず「…いい香り」と小さくつぶやきました。

ほんのりひんやりした空気の中で、静かな朝と遠い波の音。新しい景色に、小さな幸せを見つけたミャオなのでした。

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