01月07日 10:46 森のさえずりと冬の光

森の入口に差し掛かると、冷たい風がすっと頬をなでました。空は透き通るように晴れていて、冬の光が葉を落とした木々の間からやさしく地面を照らしています。ミャオ・シルヴァはふかふかとした落ち葉の上を、しっぽをゆらしながらゆっくり歩きました。足元からはかすかに森の香りが立ちのぼり、ところどころで乾いた葉の音がぱりぱりと響きます。

時折、木の上から小鳥たちの澄んださえずりが聞こえてきます。冬でも元気な声が、静かな森に優しく広がります。ミャオ・シルヴァは足を止めて、耳をぴくりと動かしながらしばらくその音色に聴き入りました。森の生きものたちが今日もここで静かに、でも確かに暮らしていることを感じ、胸があたたかくなります。

両手に小さな木の実を拾いながら、「この森には、冬のにぎわいがちゃんと残っているんだなぁ」とふと思いました。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込むと、穏やかな気持ちがしっぽの先まで広がりました。

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