06月08日 10:49

朝の光がゆっくりとルナ・ティレルの街を包み込む頃、ミャオ・シルヴァはふわふわのベッドの中で、しっぽを小さく揺らしながらようやく目を覚ましました。窓から射しこむ柔らかな日差しが、銀灰色の毛をやさしく照らします。

「今日もいいお天気みたい」

ゆっくりと起き上がると、ハーブティーの香りがほのかに部屋に広がります。お気に入りのティーカップにハチミツを垂らし、くるりとしっぽを丸めて毛布にくるまりながら、朝の一杯を楽しみました。

静かな朝、耳をすませば、遠くで湖の水面がさざめく音や、パン屋さんの焼きたてパンの香りも感じられます。ミャオは「今日は、霧の丘までお散歩しようかな」と小さくつぶやき、毛並みをととのえて家を出ました。

外に出ると、空はやわらかい青色で、木々の葉も朝露に濡れてきらきら。新しい一日が、ゆっくりと静かに始まります。

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