灯台広場の石畳をしっぽでなぞりながら、ミャオ・シルヴァはゆっくりと歩きました。夜の空気は澄んでいて、秋の星々が凛とした輝きを持っています。広場には、小さなランプが等間隔に置かれ、ひとつ、またひとつと淡い光をともしています。灯りがぽつりぽつりと秋風に揺れ、広場を柔らかく包みます。
ミャオのふわふわのしっぽは心地よい夜風に揺れ、大きな翡翠の瞳が空に浮かぶ星を数えました。灯台の足元にはクローバーが小さく光に照らされ、深呼吸すると、夜草と遠くで焼かれるパンのにおいがかすかに混ざります。
灯台のてっぺんからは町を見守るような光。小さなランプを眺めては、誰かの夜をやさしく照らすことに想いを馳せ、ミャオはしずかな幸せを感じていました。

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