穏やかな冬の午後、窓越しに淡い陽の光がさしこみ、自宅の縁側はやさしくあたたかな空気に包まれていました。
ミャオ・シルヴァはふかふかのクッションに埋まりながら、お気に入りの羊毛フェルトを手に、しずかに手仕事をしています。今日のテーマは「冬のいきもの」。白い羊毛で小さなウサギの耳をつくり、グレーのフェルトで丸まったリスのしっぽを模していました。
外からは、ときおり風が木の枝を揺らす音と、遠くで小鳥たちが囀る声が聞こえてきます。ひと針ひと針、集中していると、ミャオのしっぽがそっと立ち上がりました。羊毛のやさしい手ざわりと、静けさの中に漂うほんのり甘いハーブティーの香りが、心までほぐしてくれるようです。
出来上がった小さなウサギをそっと掌にのせて、ミャオは満足そうに微笑みました。あたたかい布の上で、手作りのいきものたちが並ぶ光景は、まるでちいさな冬の森のようです。

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