08月26日 21:26 ホタルの灯りと流れ星の夜

ゆっくりと夜が深まり、ミャオ・シルヴァは自宅の窓辺に小さなクッションを並べて座りました。街灯も遠く淡い場所では、窓を開けるとひやりとした初秋の風が、そっと頬に触れます。

机の上の虫かごには、今夜だけ連れてきた小さなホタルたちが、静かに淡い光をともしていました。銀灰色のしっぽがふわりと揺れるほど、ミャオの心はやさしく澄んでいきます。

窓から見上げれば、深い藍色の夜空に、ひとすじの流れ星がすっと消えていきました。遠くで草が揺れる音とともに、ホタルの灯りが部屋の中へ淡く広がります。

ミャオは静かに目を細め、「きれいだね」と小さくつぶやきながら、ホタルたちの光の舞いと、夜の静けさを心いっぱいに味わいました。初秋の涼しい風と透明な闇のなかで、世界は今日も静かに、優しくまわっているのでした。

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