08月11日 12:13 丘のふもと、霧と物語

おひさまの光がやわらかに照らす昼どき、ミャオ・シルヴァはふんわりと揺れるしっぽを小さく振りながら、霧の丘のふもとへお散歩に出かけました。

道ばたでは小さな草花が揺れ、鳥たちのさえずりが遠くから聞こえてきます。丘の上には夏らしい淡い霧がたなびいていて、空気にもほんのり静かな涼しさが含まれています。

大きな木の根元、やわらかな日陰に座り込んだミャオは、かばんからお気に入りの童話集をそっと取り出しました。そして、軽く腰かけたクッションの上で本を広げると、ページの間からほんのりラベンダーの香りが漂ってきます。

ミャオは、のどかな空と、丘を包む霧の気配、そして童話の世界に耳としっぽをぴくぴく動かしながら、穏やかなお昼の時間を静かに楽しむのでした。

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