07月06日 19:24 灯りとハーブティーの夕べ

街の喧騒もゆるやかにほどけていく夕暮れ時、ミャオ・シルヴァは路地裏の小さなカフェの扉をそっと開きました。中はあたたかな灯りがゆらめき、窓の外には薄紫色に染まる空が静かに広がっています。

窓際の席に腰かけると、カウンターからふんわり漂う甘いハチミツの香りに、ミャオのしっぽが嬉しそうに揺れました。湯気の立つハーブティーのカップを両手で包みこみ、一口、やさしく口に含みます。花の香りとやわらかな甘さが喉をすべり、心がほんのりあたたかくなりました。

店の奥の時計が静かに時を刻み、外では小鳥たちが今日最後のさえずりを残しています。ミャオは落ちてゆく日の光を眺めながら、ほっとため息をひとつ。ほんの小さな幸せが、今日も胸いっぱいに広がりました。

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