07月07日 11:36 七夕の願いごと

ルナ・ティレルの広場には、七夕を祝う色とりどりの短冊が風に揺れています。空は澄み渡る青で、太陽の光がやさしく石畳を照らしていました。

ミャオ・シルヴァはのんびりと、広場の小さな市を歩きました。笹の葉の間に並ぶ願い事が書かれた短冊や、住人たちの手で作られた可愛らしいお守り、きらきらと光るガラスのペンダントが並んでいます。

柔らかな風がすうっと通り抜け、耳の先を心地よく撫でていきます。シルヴァのしっぽは興味深そうにふわりと揺れていました。

「いい香り…」と、焼き菓子屋さんの屋台で小さな星型のクッキーをひとつ手に取ります。ぱくりと口に含めば、ほろほろと甘くて、少しだけ早い夏の味が広がりました。

短冊にそっと自分の願いを書き込むと、空を見上げて小さな声で、“みんなの毎日がやさしいものでありますように”と、心の中でそっと祈ります。

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