ティレル湖の朝は、とても静かで澄んでいました。小さな波が岸辺にやさしく寄せては返し、湖面にはキラキラと朝日が踊ります。
ミャオ・シルヴァは、ふわふわのしっぽを膝の上にのせ、やわらかな草の上に腰かけています。手には小さな手帳。今日の朝は、好きなものを思い浮かべ、一つひとつペンで書き出していました。
「焼きたてのパン、ハチミツ入りのハーブティー、やさしい音色の風鈴、もふもふの毛布と、新しい本……」そうつぶやきながら、しっぽが自然とぴょんと立ってしまいます。
そよ風が湖面をなで、時おり鳥たちが静かな歌を奏でてくれました。朝日を浴びて、心がふんわりあたたかくなっていく、そんな穏やかな湖畔のひとときでした。

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