灯りの橋を渡るとき、ミャオ・シルヴァのしっぽがふわりと揺れます。
夕暮れの空は橙と薄紫がゆっくりと混じり合い、川面にはそのグラデーションが静かに映り込みます。遠くの町灯りがぽつりぽつりと点り、橋の欄干には小さな灯籠がひとつずつ流れてゆくのが見えます。
灯籠が川の上をふわりと通り過ぎるたび、ミャオは静かに足を止めて、ひとつひとつの仄かな明かりに短い願いを込めました。風はまだ冷たいけれど、日中の温もりがほんのり残っていて、その匂いに癒されるようです。
秋めいた川の音と、橙色の灯りの揺らぎ。しっぽがぴょんと跳ねて、少しだけ心が浮かび上がります。穏やかな夕暮れは、今日も優しく流れてゆきました。

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