03月03日 08:37 朝のパン屋さんで

パン屋の扉を開けると、ほわんと甘い香りが鼻先をくすぐります。ミャオ・シルヴァの長いしっぽが、嬉しそうにぴょんと跳ねました。まぶしい朝の日差しが窓から差し込み、カウンターの上のパンたちを黄金色に照らしています。

焼きたてのくるみパンは、表面がカリッと香ばしくて、中はふんわり。ハチミツロールは淡い黄色の渦巻きで、見ているだけで心が温かくなります。ミャオはそっと手を伸ばして、まだ湯気の立つパンを選びながら、しあわせな気持ちで胸にいっぱい空気を吸い込みました。

袋に詰めてもらったパンを両手でそっと抱え、お店の窓から見る街並みもどこか優しく輝いて見えました。それぞれの朝が、やさしいパンの香りと共に始まっていきます。

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