町の外れには、誰もあまり近づかない古い石橋があります。ミャオ・シルヴァはこの場所をずっと気にかけていましたが、今日は思い切って歩いてみることにしました。
陽射しはあたたかく、けれど頬に当たる風はやさしくて、歩きながらしっぽもふんわり揺れます。橋の上に立って足元を覗くと、小さな川がきらきらと光り、せせらぎの音が心まで澄ませてくれるようです。
川面には時おりとんぼが舞い降り、しずくのような光をちらちらと落として去っていきます。ミャオは静かにその様子を見つめながら、石橋のひんやりとした感触を足裏で感じました。雲が流れて、影が一瞬だけ橋を包み込みます。
「この橋も、きっとたくさんの時間を静かに見てきたんだな…」
そんなことを考えつつ、ミャオ・シルヴァは小さな冒険をおわらせ、穏やかな気持ちでまた帰路につきました。

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