銀色の朝。ミャオ・シルヴァは、ふわふわの毛布にくるまりながら、窓辺で目を覚ましました。
ガラス越しには、うっすらと積もった雪が静かに輝き、朝焼けの光が淡く街を照らしています。ミャオは静かに大きく伸びをして、翡翠色の瞳で外の景色をやわらかく見つめました。
そばには、お気に入りの童話集。ページを開くと、紙のにおいと物語の魔法がそっと朝の空気にとけてゆきます。小さな文字を指でなぞりながら、ミャオは嬉しそうにしっぽをちょんと揺らしました。
街の屋根に積もった雪と、ほんのり橙色に染まる雲。冷たい空気に指先が少しだけ震えるけれど、物語の続きと窓の向こうのきらめきがミャオの心をぬくもりで包みこみます。
また今日も、やさしい1日が始まりそうです。

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