02月02日 08:35 雪の朝にふみしめて

庭へ出ると、ふわりと雪の冷たさが足に伝わります。ミャオ・シルヴァのしっぽがふわふわと揺れ、足あとが淡く新しい雪の上に並んでいきます。朝の陽ざしが低く射して、雪面は細やかな光を集めてきらきらと輝き始めました。

息を吸うと、ひんやりとした透明な空気が胸いっぱいに広がります。耳は柔らかな風に揺れる枝のささやきを感じてぴくぴくと動き、遠くで小鳥がさえずる声もかすかに届きました。

ミャオ・シルヴァはしゃがんで雪を手に取り、そっと丸めてみます。小さな雪玉が手のひらでほんのり光り、朝の儚い魔法のように見えました。「今日も、いい一日がはじまりそう…」そう心の中でそっとつぶやきながら、銀灰色の毛並みに朝陽がやさしく降り注いでいました。

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