01月23日 21:58 パン屋の灯り

町の通りはしんと静まり返り、星の光が薄く道を照らします。ミャオ・シルヴァは、ふわふわのしっぽをゆるやかに揺らしながら、パン屋の前で足をとめました。

お店の中から漏れるあたたかな灯りと、小麦の甘くやさしい香り。焼きたてのパンが並ぶ棚の影が窓ガラスに映り、外の冷たい空気と対照的に、ほっとする温もりを感じます。ガラス越しに見える、パン職人さんのにこやかな笑顔に、ミャオは思わず耳をぴくぴくと立て、ちいさく頭を下げました。

夜風は冷たいけれど、この香りと明かりだけで、心が満たされていくのを感じます。しんしんと降る冬の静けさの中、パン屋の前にはほんのり幸せなぬくもりがありました。

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