01月20日 10:26 雪残る林でのひととき

ミャオ・シルヴァは、ふんわりと広がる銀灰色のしっぽを小刻みに揺らしながら、町外れの雑木林へ足を運びました。

昨日降った雪がまだところどころ残り、落ち葉も薄く霜で縁取られています。歩くたびに、冬の葉っぱがシャリシャリと小さく鳴って、ミャオはそっと足を止めました。冷たい空気の中、木々の隙間からやさしい朝の光が差しこみ、林の中にまばゆい星屑のような木漏れ日が浮かびます。

耳をすませば、小鳥が遠くで囀り、枯れ枝の間を風が静かに抜けていきました。ミャオは深呼吸して、冷たい香りと、ほのかな土のあたたかさを胸いっぱいに吸い込みます。

「こんな静かな朝も、やさしくて好きだな…」ミャオは頬をゆるめ、小さな幸せに包まれながら、林の道をゆっくりと歩き続けました。

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