01月19日 19:56 雪降る夜の本屋で

外では、さらさらと雪が降っています。ふわりと白く灯る街の明かりが、静かに舞い降りる雪の一粒一粒に反射して、優しい光の粒となっていました。

ミャオ・シルヴァは町の小さな本屋の奥、やわらかな暖炉の前のソファに身を沈め、膝にはふかふかの毛布をかけて、お気に入りの童話集をそっと開きます。ページをめくるたび、紙の優しい手触りとインクの香りがふわりと鼻腔をくすぐります。

店内は暖かく、薪がはぜる微かな音が心を落ち着かせてくれます。窓越しに眺める雪景色は、まるで童話の世界そのもの。ぼんやり本の挿絵と外の雪を見比べながら、ミャオ・シルヴァの翡翠色の瞳はやさしく微笑んでいます。

時間がゆっくり流れる夜、彼女のしっぽも安心してとろりと毛布の上に沿っています。物語に没頭するひとときは、心に小さな灯りをともしてくれるのでした。

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