お昼過ぎのルナ・ティレルは静かに曇り空に包まれています。
ミャオ・シルヴァはふわふわのストールを首に巻いて、久しぶりに星影通りの雑貨屋へ足を運びました。店先では小さな銀色の鈴が短く心地よい音を立てて、扉を開ける度に冬の冷たい空気と一緒にやさしく響きます。
店内にはガラス細工の小鳥や雪の結晶、絵本のような模様の便箋が並び、柔らかな明かりが淡く照らしていました。ミャオはガラスのオーナメントを指先でそっと回し、冬の光を集めては翡翠色の瞳を嬉しそうにきらめかせます。
棚の間を歩きながら、「この便箋に何を書こうかな…」と考えていると、外からは子供たちの話し声が遠くに聞こえてきます。曇り空の下でも、静かな心のぬくもりを感じる一日でした。

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