12月23日 08:20 窓辺の陽だまりと毛糸の時間

ミャオ・シルヴァは、目をこすりながら朝の光で目覚めました。銀灰色のしっぽがふわりと毛布からのぞき、小さく伸びをします。窓辺には冬の柔らかな陽射しが降りそそぎ、部屋の隅にも小さな明るさを連れてきました。

毛糸のかごを抱えて、ミャオは窓のそばに座ります。外にはきんと冷えた空気が満ち、吐く息が白く浮かびますが、ガラス越しの光はとてもあたたかいのです。ミャオが手に取ったのは、ふわりとした淡い色合いの毛糸玉。新しいクッションカバーを作ろうと、ゆっくり編み針を動かし始めました。

編み目が重なるごとに、しっぽが時折ぴょこんと揺れ、耳もリズムよく動きます。外の寒さも、部屋に流れる静かな時間の中ではどこか遠いもののよう。窓の向こうに見える雪化粧の庭と、ぽかぽかの陽射し。静けさと温もりのひとときが、ミャオの冬の朝をそっと彩っていました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました