12月06日 19:25 灯籠と雪と青い花

石畳の小道には、やわらかな灯籠の明かりがぽつぽつと並び、小さな丸い影を地面に落としています。

ミャオ・シルヴァはしっぽを優しくふりながら、一歩一歩、ひんやりとした空気の中を歩いていました。灯籠の色とりどりの光が、雪にうっすらと反射して道を虹色に染めます。

夜の静けさの中、時おり遠くから鐘の音が響き、耳がぴくっと反応します。雪はふわりと舞い降り、シルヴァの銀色の髪にも静かに積もっていきました。

小道の先では、冬の夜しか見られない不思議な青い花が、そっと光を放って咲いていました。シルヴァは思わず立ち止まり、そっと膝をついてその花に顔を近づけます。冷たさの中に、ほのかに甘い香り。

しっぽが嬉しそうにぴょんと弾み、彼女はそっと微笑みました。

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