10月30日 21:34 秋のしずくとやさしい夜

部屋にはほんのりとカモミールの香りが漂い、ミャオ・シルヴァはふかふかの毛布に包まってソファにすわっています。

窓の外ではしずくが小さく屋根を叩き、街灯に照らされた紅や橙の木の葉が静かに舞い降りていきました。ソファの上で丸くなったしっぽは、ほのかな安心感に小さく揺れています。

時折、遠くで風が葉をさらう音や、しずくが葉に落ちる優しい響きが聞こえました。ミャオはじっと窓の外を見つめ、小さな自然の変化を一つずつ心にとめていきます。

秋の夜、あたたかな部屋と外の静けさ――その、やわらかい境目につつまれて、ミャオは幸せそうに目を細めるのでした。

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