10月27日 13:31 苔むす森の小さな橋

苔の香りがほんのりと漂う森を歩くと、世界はふわりと静けさに包まれます。陽射しは薄く、雲の隙間から柔らかい光がぽたぽたと森にこぼれていました。

小さな木の橋に立ち止まると、下を流れる小さな小川がせせらぎの歌を奏でています。水の音は優しく、葉のざわめきといっしょに耳に届きます。

ミャオ・シルヴァはしっぽをゆっくり振りながら、苔に覆われた橋の欄干にそっと手をのせました。ひんやりとした感触と共に、森の空気が通り抜け、しっぽの先がくすぐったくなります。

「うん、いい感じ…」と静かにひとりごとをつぶやきつつ、流れる水をじっと見つめていると、どこからかほのかなミントの香りが風にのって届きました。日常の喧騒から遠く離れたような、森だけのそっとした午後が、いつまでも続きますようにと、ふわり願うミャオでした。

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