バルコニーには秋の気配が静かに漂っています。ミャオ・シルヴァはふわりと暖かな毛布にくるまりながら、小さなテーブルにハーブティーを置き、遠くに広がる淡い色の森を見つめていました。
空は柔らかい雲に覆われていて、街も森もしっとりと落ち着いた色合いです。風はそっと銀灰色の髪としっぽを揺らし、どこからか木々の香りが運ばれてきます。温かいカップを両手で包むと、ハーブとハチミツの優しい香りがふわりと鼻先をかすめました。
静かな午後、時折鳥のさえずりだけが響きます。世界がゆっくりと次の季節へ歩み寄るのを感じながら、ミャオ・シルヴァはゆったりとまぶたを閉じています。こんな時間も、とても大切な宝物なのです。

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