10月12日 16:18 木漏れ日とどんぐりの森

銀灰色の毛並みにやさしい光が揺れる森の小径を、ミャオ・シルヴァはゆっくり歩いていました。

空はうっすらとした曇りで、時おり雲間からやわらかい日差しが地面に模様を描きます。道の両側には、すっかり葉色を変えた木々と、足元には今年生まれたばかりのどんぐりたち。シルヴァはしゃがみ込み、小さな手でどんぐりを拾い上げました。「この子は丸くてかわいい…」と、ふわふわのしっぽを立てて微笑みます。

さわさわと木々が揺れる音と、遠くで鳥のさえずる声が森に溶けていきます。時々、風が吹いて耳がぴくぴく反応するのもミャオ・シルヴァらしいひとときです。

集めたどんぐりで、夕暮れの温もりをおうちに持ち帰ろうかな——そう思いながら、また一歩、森を進んでいきました。

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